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高取城

古く南北朝時代に越智氏が築城。当初は貝吹山城の支城だったがのちに本城となる。本願寺証如率いる一向衆に攻められた事も。越智氏滅亡後は筒井順慶→脇坂安治→本多氏(秀長重臣)。本多俊政、正弘は秀吉死後は家康につき、この要害に攻め寄せた西軍を敗退させた。1640年に植村氏が高取藩に入部し14代明治維新に至るまで城主。幕末には天誅組に攻められたらしい。
    
車で壷阪寺を過ぎて至近距離まで近付けるか。余力があれば本丸・二ノ丸以外の郭も見ときたい。二の門が移築された子嶋寺、松ノ門のある児童公園も要チェック。城下町の植村家長屋も必見だ。
    
車でなら標高の割に天守まで思いの他楽に行けた。日本三大山城のひとつ。さすがに櫓などは再現されてはいないが、石垣の高さ、量、縄張りの広さが山城とは思えない規模で壮観。
    
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