遠州病院駅から徒歩5分。曳馬城の飯尾家女城主、お田鶴の方（亀姫君）らを祀る。

飯尾連竜の未亡人である彼女は、永禄11年家康の攻撃を受け死闘の末、侍女らと共に18人玉砕。その後徳川が塚を築く。築山御前手ずから塚の周囲に数多の椿を植え供養した事から椿姫観音と呼ばれている。 椿はその後毎年美しく咲き、付近の人々はこの塚所を「椿姫塚」と呼び追善供養を捧げました。椿姫の名は、この塚の周りに植えられた椿の花に由来します

椿姫観音から徒歩７分。浜松城の前身である曳馬城址（元城町東照宮）。

尾張の斯波氏と遠江の今川氏の争奪戦の重要拠点となる。家康が支配した三方ヶ原合戦当時も、こちらが浜松城の中心地だった。

東照宮は、明治19年曳馬城跡に創建される。日光東照宮以外に、江戸時代、東照宮は全国で500社を超えたといわれる。

見えづらいが、徳川家の家紋「三つ葉葵」が。

2015年12月、曳馬城址に建てられた家康と秀吉の２英傑の像。

３１歳ごろを想定した家康像は高さ１５９センチ。

秀吉は信長に仕える前、１６歳前後の３年間、曳馬城主の配下の松下氏に仕官し浜松で暮らしたという。

遺構らしきものは北東の土塁ぐらい、という事らしいが・・・土塁に見えなくもない。