背後の石井山（秀吉本陣跡）手前に、秀吉が築かせた堤防の一部が残る。

とは言え、遠くからは何も無いように見えるが。

現在地は、堤防のうち東端にあたるようだ。

この堤防痕跡は蛙ヶ鼻(かわずがはな) 築堤跡、ともいう。

これか。人の身長ほども無いぐらいだが、これでも十分堰きとめられたのだという。

当時は一帯の沼地であったため、堤防の底部は杭列を造って土嚢を固定した、と考えられる。

こちらが土俵が置かれていた痕跡。

堤の上には、実際に登る事ができる。

堤上の一番奥に建つ。

大きなのは無かったが、蜘蛛の巣が至る所に張っていて心が折れそうだった。

やっと視界が開けた場所が、秀吉本陣跡。