日清戦争以降の戦没者を祀るため、昭和30年に改築建立された神社。高根山にある。

今川軍の先鋒・松井宗信隊が着陣。佐々・千秋率いる別働隊を撃破した地、としている。

南方には峰続きの幕山・巻山がある。井伊直盛が布陣した山だ。

北西方面。善照寺・中島砦方面。見晴らしはよいが、さすがに遠くて織田軍の動向は見えないだろうと感じた。

名古屋市中心部のビル群が見えた。

北西方面。高台である事がわかる。佐々・千秋軍が挑んできた方向であろうか。

南南西方面。こちらはかなり急勾配の坂だ。正面の茂みが幕山だろう。

北東方面。有松裏・太子方面。視界に近づいてきた信長軍だが、あちこち盛り上がったり窪んだりしている土地なので、軍を隠せたのか。

慶弔13（1608）年に開かれた有松村。有松絞（しぼり）で尾張藩の庇護の下に発展をとげ、その名は全国区に。

天明4（1784）年火事で全村ほぼ焼失、藩からの援助で復興した。

その後旧東海道沿いの町家は瓦葺に卯建（うだつ）を設け、塗籠造りとし、現在見られるような豪壮な商家が立ち並ぶ町並みが形成された。