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野口城

JR東加古川駅の北東の位置にある野口神社付近が城跡推定地とされるが、はっきりしない。現在遺構は残らず、城跡という石碑も建てられていない。「別所長治記」によると「播州一ノ名城」と記され、日本城郭大系によると四方を沼地で囲まれた要害で、本丸の広さは43間x21間あったという。築城者・年数は不詳。別所方の与力・長井長重が城主のとき、天正6(1578)年三木城合戦における最初のはげしい戦いが、野口城で行われた。秀吉方の大軍による三日に渡る猛攻に対し奮戦するも、開城・降伏した。

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